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テクノロジー +SuperPolm +BodySuit +RoboticMusic +The Case Study, “BodySuit” and “RoboticMusic” 作品 +VirtualAERI II +o.m.2-g.i.-p.p. +CsO +RoboricMusic at AV フェスティバル 06 +"Augmented Body and Virtual Body" at Utopiales 05 +"Augmented Body and Virtual Body" at Le Cube 06 +netBody - "Augmented Body and Virtual Body II" +L'homme transcendé +RoboricMusic at 第53回ベネチアビエンナーレ +サイマティクス +デュアリ +ハイプノイド +デュアリ Ver.2
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SuperPolmのアイデアはバイオリストの演奏身振りをモデルにすることから始められた。SuperPolmには実質的な弦もなければ弓の毛すら存在しなく、全てセンサーより構成されている。バイオリストの演奏行為を行いながら音を発することができるが、SuperPolm自体からは音を発することはなく、コンピューターと繋げることによって初めて音を発することができる。
BodySuit - o.m.2-g.i.-p.p.
BodySuitを着たパフォーマー(奏者)は身体の動きによってサウンドや映像を操作するが出来る。BodySuitは動きを認知するモーション・キャプチャーのシステムであるるし、身体による楽器とも言うことができる。
アコースティック楽器を演奏するロボットを開発するにあたって、人間の身体とその楽器を演奏する動作を学び、この身体を模倣するロボットを製作する。つまり、新たな楽器を開発することがこのプロジェクトの目的では必ずしもなく、すでに存在する楽器を人工の身体が演奏するのが主眼である。後藤英はすでに5台の打楽器を演奏するロボットを開発した。これらはRoboticMusic(ロボティック・ミュージック)と名付けられ、2003年に神戸のジーベック・ホールで、ワークショップも含まれる、展覧会とコンサートが行われた。
CsO
RoboticMusic at AV Festival (2006.3.4-5)
RoboticMusic(ロボティックミュージック)は2006年3月4日、5日にイギリスのニューキャッスルのザ・サージ・ゲーツヘッドにて発表された。AVフェスティバルはデジタル・アート/音楽、そしてニューメディアにおける最も斬新で大規模な国際フェスティバルである。
“Augmented Body and Virtual Body” (拡張された身体、ヴァーチャルな身体)
“Augmented Body and Virtual Body”は2005年11月9日にフランスのナントでの「ユートピアレス」のフェスティバルにて発表された。
後藤英:コンセプト、作曲 ヤン・ベアトラン:3Dイメージ イッペイ・ホサカ:ボディスーツ・パフォーマンス フランソワ・レオナーテ:舞台監督 ミッシェル・トロッタ:コーディネーター フランソワ・レオナーテ、アントナン・アルトー:声
(株)イクシスリサーチ:ロボット開発会社 山崎文敬 (イクシスリサーチ):技術者 アラン・テリエ(IRCAM) : 技術協力 パトリス・ピエロ:エレクトロニック・エンジニア
テクスト:「千のプラトー」ドゥルーズ、ガタリ、「神の審判と訣別する為に」 アルトー
“Augmented Body and Virtual Body”
"Augmented Body and Virtual Body" (拡張された身体と仮想身体)における全ての素材は、何が現実、人工、仮想であるかの関係性を同質性と不明瞭性のコンセプトによって発展させられている。パフォーマーが楽器としてボディスーツを演奏することは物理的に現実性であり、またパフォーマーがロボットをコントロールすることも現実性である。しかし、このロボットは人間の身体のモデルによって作られており、この点に関しては概念的に仮想性である。さらに、身体のイメージがスクリーンに表れる際は、それは現実性での幻想であり、また、物質的な現実性は介在しない。一方で、そのシーンではそれと相対的にロボットとボディスーツは存在性において全く現実となる。
netBody(ネットボディ)
このパフォーマンスは、セカンドライフのオンライン空間に我々が現存する世界をリンクさせるアイデアに基づいている。これは物理的なレベルでも行われ、後に詳細を述べるが現実の世界での身体の動きはセカンドライフのアバターを制御し、さらにアバターの動きが人間の動きを誘導する。このプロジェクトでは仮想空間と現実空間の間のコミュニケーションを物理的に行うことを可能にしてくれる技術が開発された。つまり身体の動きを認知するボディスーツによって直接セカンドライフのアバターの動きを制御することができる。逆にパワードスーツは操り人形のように人体を制御するものである。つまりアバターによって制御されて、人間の体に身につけられるロボットによって実現されるのである。
L'homme transcende (ロム・トランセンデ)
トランスヒューマニズム(Transhumanism)は、新しい技術を用い、身体の機能と能力を進化させ、人間の状況を前例の無い形で向上させようという思想である。また、トランスヒューマニズムは人間の機能拡張やその他将来の科学技術の開発・使用により、将来起こりうることを予知するものでもある。人間の尊厳の意味について、人格を改造、改変する向精神薬の数々は、この先来るべきものを予兆している。
RoboticMusic(ロボティック・ミュージック)at 第53回ベネチアビエンナーレ
「ロボティックミュージック」は5台のロボットから構成されており、ゴング、ベースドラム、スネアドラム、トムトムあるいはシンバルなどのような打楽器を演奏する。マレットで演奏できる限りこれらの楽器は置き換えることが可能である。 1つのロボットは複数のパイプを演奏する。これは素早く回転することによってフルートのようなサウンドを発するものである。目的とするサウンドの高さによってパイプの長さは異なる。それがより速く回転するほど、ピッチは倍音の構成に従って高くなる。
サイマティクス
このインスタレーションで使われる主な素材はスピーカーと液体である。スピーカーでのサウンドの振動を液体に伝わらせ、波動として表現させる。使われる主な物質は、水、コーンスターチを含んだ粘り気のある液体が用いられる。コンピューターによりサウンドを操作し、このインスタレーション用に作られた液体の容器とそれを振動させるスピーカーによって、液体を模様化させる。これはインスタレーションを訪れた観客が、iPadによってインタラクティブに反応させるものである。つまりインタラクティブ・サウンド・インスタレーションと言えよう。発せられたサウンドは聞かれるだけでなく、超周波数なども含むことによって人間の身体に振動として伝えられる。それが液体での自然物理現象として物理的に美しく表される。従って、視覚性、聴覚性、さらにそれを超える超感覚を実際に経験できる新たなインスタレーションのタイプのものである。
デュアリ
この作品は、ニュー・メディア・アート、ダンス、音楽、映像、パフォーマンスなどの分野に渡る、しかしいずれのジャンルにも属さないスタイルに基づいている。身体の動きを認識するモーション・キャプチャー・システムとそれに関係する無線シンテムやプログラミングなどは独自に開発された。それを用いて人間とマシンの関係における可能性の拡張が探求が行われている。このパフォーマンスでは、特にボディースーツによってステージ上でリアルタイムに変化する映像とパフォーマーの身体、映像と建築/照明などにおけるインターアクションが追求された。
ハイプノイド
ダンサーの動きはモーション・キャプチャー・システムであるKinectにより認識され、仮想空間にてアバターに変換される。アバターはダンサーの動きにより動作し、同時にサウンドと映像がリアルタイムに合成される。ダンサーとアバターは一緒にステージ上でパフォーマンスすることによって、全く同じ動きをする現実空間のダンサーと仮想空間のダンサーが同時に共存することになる。
デュアリ Ver.2
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